「編集? つまり何をやる会社なの?」。創業した13年前、初めてお会いした方々によく言われた言葉です。紙媒体に掲載する企画を考える、文章を考える。そう話すと、大抵の方は「あぁ」と納得していただけます。しかし実は、これだけでは編集という業務の一端しかとらえられていません。
辞書を引いてみると、編集とは「一定の方針に従って資料を整理し、新聞、雑誌、書物などにまとめること」とあります。私はこれを、情報を整理して分かりやすくするスキルのこと、そして現代においては、整理した情報を新聞や雑誌、書物に「インターネット」を加えた媒体に載せて伝える仕事だと捉えています。
さて、地方都市は「新聞や雑誌を編集する」仕事は極端に少ないという現状があります。しかし一方で、情報を分かりやすく伝えることに困難を感じている企業担当者様は多くいらっしゃいます。私は、そのような企業様の中にあるコミュニケーションの悩みを、編集の力で解決する組織を目指しています。
創業以来13年間、会社のカタチを変化させながら運営してきました。しかし「分かりやすく伝える」という編集業務だけは今後も当社の中核として変わらないでしょう。私たちのような編集会社が地方に存在することによって、地域の企業様と消費者の方々のコミュニケーションが円滑になれば、これほどうれしいことはありません。
まだまだ小さな会社ですが、今後も末永く応援していただけると幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。