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『Googleアナリティクス』基礎の基礎。
まず見るべき指標は「トラフィック」

ホームページを確認する女性

こんにちは。ワード社のブログ担当、ヤッチです!

前回は『Googleアナリティクス』を導入してホームページの不具合を見つけるという話でしたが、今回は集客のためにまず確認すべき基礎的な指標を紹介していきます。

ホームページのブログを更新したり、新製品をNEWSとして掲載したり、SNS施策を行ったりした際、まず皆さんが気になるのは「ユーザーがどこからやってきたのか(参照元)」「どのページへ最初に訪問したのか」といった施策に対しての結果データかと思います。

そんな時は『Googleアナリティクス』の、以下の指標を確認することをおすすめします。とても簡単です。

■集客→すべてのトラフィック→チャネル

左のカテゴリーの中から「集客」を選択し、表示された項目の中の「すべてのトラフィック」を選択。その後「チャネル」をクリックします。

アナリティクスの画面

表示された折れ線グラフの下にある表の一番左側に「1.Organic Search」「2.Direct」「3.Referral」「4.Social」という文字が並んでいると思います。

これは何かというと、ユーザーがどこを経由して自社ホームページにアクセスして来ているかが分かる指標なんです。

一般的には、これらのことをトラフィックと呼びます。

具体的に、それぞれ解説していきます。

  1. Organic Search(オーガニック サーチ)

「自然検索」流入の数値データです。自然検索流入数とはGoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンを経由して訪れた人達のことですね。

ここからのユーザー数が多いほど、検索エンジンにおいて何らかのキーワードが検索結果の上位に表示されているということです。

ブログなどを更新することによって流入数の増加が期待できます。

  1. Direct(ダイレクト)

「直接流入」とも言われ、ブックマークから直接サイトに来ている人、アドレスをブラウザに直接入力した人、メルマガなどのURLをクリックするなどして訪れている人達で、参照元の具体的な計測が不可能なトラフィックです。

ただ、メルマガなどであればURLリンクにパラメータ(識別子)を設置することで計測が可能となります。

  1. Referral(リファラー)

別サイトのURLリンクから流入したユーザー数です。

他の企業サイトや個人ブログで自社サイトが紹介されることは非常に喜ばしいことですし、被リンクは検索エンジンにおける上位表示にも効果があるとされています。

ただし、特定のサイトから急激にこのReferralが増えた場合はスパムの可能性もあります(リファラースパム)ので、参照元URLへは訪問せずにホームページをつくった制作会社に相談しましょう。

直帰を繰り返す、海外からの訪問などであればスパムの可能性が高いです。

  1. Social(ソーシャル)

TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSから流入したユーザーの数です。

他に有名ブログサイトも含まれることがあります。

SNSなどで施策を行った後、比較的すぐに反応が出る分かりやすい指標です。

さて、これらの大まかな数値を見るだけでも、自社のホームページの施策の効果が出ているのかどうかが分かります。

ページ右上の表示期間を変更して、流入数の増減を確認してみるのもおすすめです。

「どこから来たのか」の次は「どのページへ最初に訪問したのか」を確認

次に、これらの流入トラフィックから、ユーザーがどこのページを最初に訪れたかを確認します。

例えばオーガニックサーチならOrganic Searchの文字列をクリックし、表の上部にある「プライマリ ディメンション」の中からランディングページを選択します。

アナリティクスの画面2

ランディングページとはユーザーが最初に訪れたページのこと。

こうすることにより自然検索流入で訪れたユーザーは、どこのページから多く入って来ているのかが把握できるわけです(流入数の順位が表示されます)。

そして、ここを起点に導線を考えていくことが大切になります。

逆に流入してほしいのに流入数の少ないページは改善の余地がありそうですね。

他のトラフィックでも同様のことがいえると思います。

さて、今回は以上です。せっかくホームページを使って集客施策を行うわけですから、しっかりトラフィックを確認して、次の施策につなげたいですね。

株式会社ワードでは、こういったアクセス解析にも対応したホームページの制作もお受けしています。興味のある方は以下よりお問い合わせください。