こんにちは。ワード社のブログ担当、ヤッチです。
企業のブログ担の皆さんは、自社のホームページへのアクセス数アップのために日々、ブログの更新を行っていますよね。
継続的に更新していると、ある日たくさんのページが検索結果に表示されるようになり、テーマにあわせて多様なユーザがホームページに訪れてくれていることに気づくでしょう。
そして、もっとアクセスを集めようと考えたとき、新たに記事を追加するほかに、過去のブログ記事の大幅改修を思いつくかもしれません。
「基本的な文章の構成を変えた方がいいかな」とか「デザインとレイアウトを読みやすく修正したい」といった具合にです。
私たちが運営しているウェブメディアでも同じような考えに至り、最近、二度ほど全ページに改修を加えました。
過去より今の方がより良くなるのだから、当然アクセス数もアップするだろうと期待しますよね。私たちも同じように期待をしました。
結果はどうだったでしょうか。
以下が過去2回の修正を行った際のGoogle Search Consoleの動きです。
修正を行った直後から大きく値を下げ始めました。
下げた瞬間は、ずっと右肩上がりだったグラフの下限が切り下がっているのが確認できると思います。
一回目の修正を行った9月の後半はGoogleのアップデートがあったのですが、同月20日の時点でほぼ完了しているという通知がされていました。
下落はその後26日ごろ(ブログ改修したタイミング)から始まっています。
また二回目の11月前半にアップデートがあったという情報は確認できません。
これらのことから当サイトの大規模修正に原因があったことは間違いなさそうです。
行った修正としては、何か新しい情報を追加、削除をしたわけではなく、コンテンツの表示方法を変えたり、全ページに渡って起きていた軽微なレイアウト崩れを修正したりという状況です。
あくまで推測ですが、文章コンテンツがほぼ変わっていないのにブログページに表示される更新日だけ大量に更新されるような状況だと、Googleが何かしらを警戒して検索順位を下げることがあるのかもしれません。
改修後、一度は下落したアクセス数ですが、その後は両方のケースにおいて1週間程度で回復に向かっていきました。
このことから、更新していきなり順位が下落を始めたとしても、慌てて修正を行うことは避けた方がよさそうです。
1~2週間ほど様子をみても戻らないことが確認できれば、原因を追ってみてもよいかもしれませんね。
さて、今回はあくまで弊社のメディアで起こった事象の紹介ですので、申し訳ないのですが何か原因があるとか解決策が見つかったという話ではありません。
誰か何かの参考になることを願って、当社で起こった起こった事象を共有させていただきました。
Googleの検索順位はまだまだ不明なことが多いので、今後も事象をこちらで共有していきたいと思います。
ではまた。