「こどもたちに誇れる仕事を」
岡山駅の西口に掲げられた、ある建設会社のキャッチコピーです。真っ白な下地に大きな横文字。堂々としていて、その会社の信念が伝わってくるようです。ここでの「仕事」というのは規模の大きさや技術の新しさではなく、「誇り」だとか「誠実」だとか、そんな意味が込められているような気がします。ちょっとかっこいいですよね。
もちろん、このようなコピーが生まれた背景があるのでしょう。業界の古い体質に対するアンチテーゼかもしれないし、違うかもしれない。でも、僕なら「何処よりも速くつくれまっせ」とか「いい技術をもってるぜ」とか言いたい。それが多くの人の目に触れるなら触れるほど。
今のウチに足りないのは、そんなところかもしれないな(他にもいっぱいあるけど)。「速く作る」とか「いい技術もってる」とかよりスタンスが前面にある方が、会社として大人な気がするんですよね。
会社設立から2年と1ヶ月ちょい。まだまだ我々は何者かも分からない。いっちょ、企業理念の見直しでもするかー。