全国のクライアントに向けて、クラウド型の労務支援サービス「スマート労務®」を提供されている「あかつき社会保険労務士法人」様。サービスの特徴やメリットをホームページ上でシンプルにわかりやすく打ち出し、理想とするターゲット層に効率的に届けることが目標でした。サイトリニューアルのプロセスやこだわりについて、お話を伺いました。
三谷さん、松尾さん、本日はありがとうございます。まず、リニューアル前のwebサイトについて教えてください。
ワード社
三谷様
あかつきは開業して10年。今回のリニューアルでwebサイトは3代目になります。初代は「とりあえずホームページが必要だ」ということで作り、2代目は信頼獲得のために飾り立てた内容でした。しかし、サイト全体が情報過多になり、ごちゃごちゃしてしまったなと感じたんです。
“ごちゃごちゃしてしまった”というのは?
ワード社
三谷様
業務内容の紹介が、複雑になりすぎてしまったのです。
というのも、2代目のwebサイトでは、相談顧問契約に加え、評価制度、労働者派遣事業許可申請、システム導入支援、採用支援など、ありとあらゆる対応項目を入れていました。
とにかく「見つけてもらう」ことを意識していたので、SEO対策の一環で、さまざまな角度からコラム記事も書いていたんです。
それらの効果はいかがでしたか?
ワード社
三谷様
確かにお客様からの問い合わせは多かったのですが、ターゲットとしているお客様以外からの問い合わせも多かったですね。
そういった状況の中、会社として提供サービスの方向性を見直し、社労士業務とクラウドシステムをパッケージ化した「スマート労務®」に一本化することに。Webサイトでもそのようなサービスを求めるターゲットに絞って発信していきたいと考え、リニューアルを決めました。
株式会社ワードを選んだ決め手を教えていただいてもよろしいですか?
ワード社
松尾様
2代目のサイトに新たなページを追加した際、デザインとコーディングをそれぞれ別の業者に依頼しました。
窓口が分かれていた上に、コーディングについては決まった担当者がいなかったため、どうしてもコミュニケーションコストが発生したり、私たちの意図がうまく伝わらず、制作に時間がかかったりしていました。
それと比べて、ひとりの担当者が全てをまとめているワードさんの効率の良さに魅力を感じたことが、いちばんの決め手でした。
三谷様
サービスの特徴はもちろんですが、自社の価値観がきちんと伝わるwebサイトを作りたくて、そのためには文章にこだわりたかったんです。しかし、自分で文章を用意するとなるとわからないことが多く、時間もかかってしまって…。
その点、ワードさんは文章から作ってもらえるので魅力的でした。
制作はスムーズに進みましたか?
ワード社
松尾様
はい。レスポンスが速く、とても助かりました。「こんなこと聞いても良いかな」と思うような細かい質問にも対応していただけましたし。
ちなみに、細かいこととは?
ワード社
松尾様
例えば、フォントひとつで印象が変わると思ったので「この文字はどうしてこのフォントなんですか?」とお聞きしたことがありました。ちょっと面倒臭い質問だったと思います(笑)。
いえいえ!丁寧に確認いただけていることが伝わってきました。文章にも想いを込められたかと思いますが、いかがですか?
ワード社
松尾様
あかつきにとって大事な「ブランド」のページは、何度も修正のやりとりをしました。上から目線になってしまいますが、ワードさんほど文章に力を入れてくれる制作会社はなかなかないと思います。
三谷様
言葉や言い回しを何度も修正してもらいましたね。
例えば、「ブランド」ページでは、私があかつき設立前に、同僚の女性に対して感じた想いを語っているのですが、表現によっては男尊女卑になりかねませんでしたので、かなり細かくお伝えしました。
ワードさんには、こちらの意図を汲み取り、的確に文章に落とし込んでいただけたと感じています。
「スマート労務®」のページ作りにおいて、印象に残っていることを教えていただけますか?
ワード社
三谷様
前の制作会社さんと「スマート労務®」のLPを作ったときは、松尾がイメージを伝えることに試行錯誤していた記憶があるけど、ワードさんとはスムーズに進んでいましたよね。
松尾様
そうですね。洗練されたデザインになったと思います。
「スマート労務®を導入するメリット」という項目に挿し込まれているイラストは、ワードさんがオリジナルで提案してくださったものですし、「スマート労務®が選ばれる6つのポイント」も、内容を整理いただき、わかりやすいアイコンを入れた状態で見せてくださいました。
こちらの要望以上のものを常にご提案してくださったことを覚えています。
意図を汲み取り、プラスαの提案が印象に残っているのですね。
ワード社
松尾様
はい。「導入フロー」もそんなに細かくお伝えしていなかったのに、LPから読み解いて作ってくださったのか、最初から「この通りです」といった状態のものをご提案いただけました。
「お客様事例」のコーナーは、掲載記事をリニューアルされましたよね。
ワード社
松尾様
取材や撮影もまとめて依頼できるので、とても助かりました。カメラマンさんがしっかり撮ってくれた写真が載っていると、雰囲気や想いがより伝わると思います。
取材したお客様から反応はありましたか?
ワード社
松尾様
「ざっくばらんな会話をこんなにまとめていただいてありがとうございます」とおっしゃっていたのと、写真について「トップページに載せてもらえるんですか!」と驚かれていました(笑)。
リニューアル後の感想を教えてください。
ワード社
三谷様
情報がシンプルに視覚化された今回のリニューアルでは、我々の考え方や“自分たちらしさ”を、しっかり盛り込めたと思っています。
問い合わせの数が多い=良いサイトというふうには考えていません。追求しているのは(問い合わせの)数より質。ひとりのお客様に「こういう社労士事務所を本当に探していたんだ」と思っていただけることが理想です。
制作を通して感じた、株式会社ワードの良さはどんなところでしょうか?
ワード社
松尾様
文章のライティング、デザインからサイトの構築まで、制作の全てを一本化して依頼できる点だと思います。こちらが伝えたことを汲み取って形にしていただけたのも、ワードさんにお願いして良かったと感じるところですね。
三谷様
今は、ただホームページを作れば良いという時代じゃないと考えていて。自分たちの価値を正しく発信していかなければなりません。とても難しいことですが、そのための言葉選びやこだわりが、ワードさんならではだと思います。
今後の展開はどう考えていらっしゃいますか?
ワード社
松尾様
コラム記事の充実化です。2022年で投稿が止まってしまっているので、今後は記事を増やし、自分たちがターゲットとするクライアントの流入数を上げていきたいと思っています。
何か困ったことがあれば、いつでもご相談くださいね。本日はありがとうございました!
ワード社
本インタビューは、第三者のライターが取材を行い、当社にて編集を行いました。掲載にあたっては、クライアント様の確認を経たうえで公開しております。