
ロゴは、企業や施設の第一印象を決める要素です。なかでも社名や施設名そのものを形づくるロゴタイプは、文字の形や組み方によって、その企業や施設らしさまで伝えられます。
岡山を拠点にホームページ制作を手がける当社でも、サイト制作にあわせてロゴのご相談をいただくことは少なくありません。
今回は当社が手がけた事例をもとに、文字でコンセプトを伝えるデザインの考え方をご紹介します。

シールドトンネル工事の材料・設備の開発を手がける、岡山県和気郡の企業のコーポレートサイトのリニューアルを担当。あわせて、日本語版・英語版のサイトとともに、英語版のロゴを制作しました。
設計の軸にしたのは、「事業の形を社名そのもので見せる」こと。「TAC Corporation」の文字はすべてオリジナルで、「A」の下部や「C」の曲線にトンネルのアーチを取り入れ、事業内容が字形から伝わる設計です。
シンボルマークは既存のものを活用し、グラデーションだった配色をベタ塗りに整理。新しく描く部分と生かす部分を組み合わせることで、企業がこれまで積み重ねてきたものを損なわないロゴに仕上げています。

(当社制作:株式会社ワード)
岡山県内にあるスタジアムの名称ロゴ。2025年2月、JFEスチールが「岡山県総合グラウンド陸上競技場」のネーミングライツを取得したことに伴う新名称です。JFEのシンボルマークは既存のもので、当社では「JFE晴れの国スタジアム」の文字部分を手がけました。
目指したのは、「地名の愛称を文字の中に絵として宿す」こと。
モチーフにしたのは、晴れの国と呼ばれる岡山の太陽です。「国」の囲いの中から赤い太陽が昇る形にし、放射状の線で光を描き込みました。下の横画(国の下辺)はゆるやかな弧を描き、地平線のようにも見えます。
文字は直線と丸みを組み合わせた形で、均一な線でまとめ、色は濃紺を基調に。整った字面のなかで、太陽の赤だけが一点のアクセントになっています。愛称を文字の中で絵にすることで、施設のある土地までひと目で伝わるロゴになりました。

神奈川県葉山にある宿泊施設のコーポレートサイト制作にあたり、ロゴをデザインしました。
「JICCA(実家)」という名の通り、自然の中でくつろげる「みんなの実家」がコンセプト。自然と触れ合える施設の雰囲気を文字のやわらかさで表すことを設計の軸にしました。
「JICCA」は手描きのような線で描き、輪郭にわずかなかすれを残しています。均一に整えないことで、素朴で親しみのある印象に。字間をゆったり取った「HAYAMA」と組み合わせ、穏やかな余白を生んでいます。
「葉山」の両脇には、自然をイメージした葉のあしらいを添えました。かわいらしさと優しさを、文字と装飾の両面から表現したロゴです。

岡山県において、「良質な歯科医療の提供」などを目的に活動する団体のコーポレートサイトのリニューアルを担当。サイトにあわせて、ロゴのデザインも新たに制作しました。
設計の軸は「親しみやすさと信頼感の両立」です。
岡山県の象徴的なモチーフである「桃」と、歯科に関連する「歯ブラシ」を組み合わせたシンボルマークを制作。事業目的と、岡山県が所在地であることがひと目で伝わる設計です。
親しみやすさを感じられるシンボルマークと、洗練され信頼感のあるロゴタイプを組み合わせたデザインに仕上げました。
まとめ
今回ご紹介した4つのロゴは、名前の意味や事業内容、施設の雰囲気を、形に置き換えている点が共通しています。
長く使われてきたシンボルマークは生かしたまま、文字部分だけを新たに描き起こすこともあれば、シンボルマークを新たにデザインすることもあります。
当社では、ホームページ制作とあわせてはもちろん、ロゴやシンボルマーク単体でのご相談も可能です。文字で何をどう伝えるか、ぜひ一度ご相談ください。
本記事でご紹介したサイト事例のうち、弊社が制作したサイトには「制作:株式会社ワード」と明記しています。あわせて、デザイン性に優れ、企業価値の向上に寄与している参考事例として、弊社の制作実績ではないサイトも掲載しています。掲載の取り下げをご希望の場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。確認のうえ、速やかに削除いたします。