こんにちは。ワード社のブログ担当、ヤッチです。
さて、今回のお題は「Googleアルゴリズムアップデート」についてです。
企業のブログ担当者様の中には、初めてこの名を聞く人もいるかもしれませんね。
アルゴリズムとは直訳すると「計算方法」などという意味らしいのですが、ここでは「Google検索における掲載順位を決めるためのプログラム」のことを指します。
Googleが自分たちの使命として掲げているのは「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」ですから、それを達成するために、日々検索順位を決定するプログラムについて更新を行っているということですね。
ホームページを運営していて「ブログ記事の内容はほとんど変えていないのに、ある日突然に検索順位が上がった(或いは下がった)」という現象が起こるのは、このGoogleのアルゴリズムアップデートが関係している可能性もあるのです。
Googleは検索順位を決定づけるために200以上もの指標を用いていると言われていますが、通常、これらの更新によって(多少の変動はあるものの)検索順位の決定に大きな影響を与えることはありません。
ただし、年に数回だけ検索結果を大きく変動させるようなアップデートが実施されます。
それを「“コア”アルゴリズムアップデート」と呼びます。
直近のコアアルゴリズムアップデートでは、2021年6月と7月の2回に分けて実施されました。
その内容については以下のようなSEO専門のサイトが参考になります。
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-will-release-june-2021-core-update-shortly/
※余談ですが、8月にはGoogleが検索結果のタイトルを勝手に書き換えるアップデートが実施され話題を呼びました。なお、これは検索順位に直接影響することは無いそうです。
なるべく早くアップデートの情報を捉えたいならGoogleの公式Twitter(@searchliaison)で告知をされますので、フォローしておくとよいでしょう。
ちなみに順位が急激に下がった時に使われるスラングに「アップデートに被弾する」というものがありますね。
これは、コアアルゴリズムアップデートを受けて、自社のホームページやブログの検索順位が急激に下がることを言います。
実は当社が運営するメディアも「被弾」しており、回復するまでに2カ月を要しました。突然、順位が落とされるので担当者としては本当に心臓に悪いです。。
さて、今回は非常に簡単ではありますが「Googleアルゴリズムアップデート」について紹介しました。
これはSEOに対峙するブログ担にとっては避けて通れない脅威なのですが、最後に大切なことを一つお知らせします。
Googleの使命は「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」というのは先に説明しました。
そして、それに基づいてGoogleが常にコンテンツ制作者に向け提言しているのは、“Focus on content”(コンテンツに集中せよ)ということです。
検索順位については多分にテクニカルな要素を含んではいるのですが、Googleが目指すところを勘案すると、オリジナリティのある良質な記事をアップしていくことが重要であることは永遠に変わらないでしょう。
それでは、また次回。