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かつ。

こんにちは。宇宙メガネです。

年始から多忙を極めていたこともあって、ブログ更新がすっかり滞ってしまいました。

新しい展開や出会いのために動かないといけないのですが、私のような未熟者は今年も目の前の仕事をこなすので精一杯のようです。目標どおりに仕事を進めるのって本当に難しいですね。

さて、今日は仕事に関する話しです。冬季オリンピックも開催されていますので、今回は「競争」について書いてみたいと思います。

日本は資本主義の国ですから、社会人である以上は誰でも競争にさらされてしまいます。そして生きるために、組織や個人で「勝ち」を目指すわけですね。

勝つことこそが幸せなんだと、ストレートな言い回しではないにしても大抵は子どもの頃からそう教えられます。学校教育だけではなく、メディアから流れる情報にもそんな風潮はありますよね(最近はちょっと違うのかな)。まぁ、資本主義の世ですから当然です。

ただ、これが学生なら、スポーツであっても勉強であっても優秀な者から順位が決まったり、勝者が出たりします。でも社会に出た後の競争って、どうなれば「勝ち」なんでしょう。

昇進したら勝ちなんでしょうか、いっぱい儲けたら勝ちなんでしょうか。社会人の場合、昇進した後こそが大変なわけですし(より結果を求められる)、儲けた後もそのお金をどう使うかで結果が変わったりしますよね。どちらも勝ちというには、少し違うような気がします。

社会に出た後の「勝ち」ってなんだか定義が曖昧です。

では逆に考えて「負ける」ってどんな場合でしょう。これは明確ですね。競争そのものから脱落するということです。企業でいうなら市場からの退場を意味します。

そう考えると、会社や社会人としての勝ちって「自分の居場所を見つけられている」ってことじゃないかと思うんです。大きな会社はもちろん、どんなに小さな会社でも、勝っている会社はそこに居場所があるってことです。

そして居場所があるということは、誰かから必要とされているということだと思うんですね。これは組織も人も同じでしょう。そして誰かから求められることはとても気持ちいいものですし、それが生きがいにもなりますよね。

それでは、「勝つ」ためにはどうすればいいんでしょう。競争相手をなぎ倒しにいくわけにもいきませんし、誰かを邪魔をしたところで自分が「勝ち」側に回れるわけではない。

答えは、「差別化」と「自己研鑽」しかありません。人から求められることが勝ちなわけですから、他の人がなかなか持っていないものを身につける。そして身につけた後はそれをひたすら磨けばいいと思います。そうすれば自ずと誰かから求められる存在になれるんじゃないかな、と思うんです。

そう考えると  「俺はあいつに完敗だ」とか「あいつには勝っている」なんて誰かと比べても、人生の勝ち負けには何の関係もないことがわかりますね。社会に出たら誰かを勝負の相手だと考えること自体、間違っているのです。

どこかの偉い人が言いました。“戦略とはどう勝つかではない。どう生きるかだ”。まさに的を得た言葉だと思います。

私も2018年はどう生きようかなー、なんて思いながらまた日々の忙しさに追われるんでしょうね。まぁでも、これはこれで幸せなことではあります。

ではでは。