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待てなかった

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仕事でも何でも、時には「待つ」ってことが重要になります。

仕込みをしてから完成するまで(完成してからも)何も手を加えない、口を出さない方がいいって状況のことですね。そう言えば、糸井重里さんのサイト「ほぼ日」にも、

「なにもしていない」ように見えることが、 「寝かす」という大事な仕事をしていることがある。

と書いてました(ダーリンコラムの中で)。料理でも仕事でも人間の技術的な部分でも、それは必要だろうって。

でも、これがなかなか難しかった(自分にとって)。

例えば、たまに自分の仕事がすべて片付いてしまうことがあります。それも突然に。じゃあ、その時間を利用して「新しい仕事について考えてみよう」となります。

ここまでは事業をしている人間なら当然のことだと思うのですが、そこから先アイデアが出ないと急に落ち込んだりスランプになったりするんですよね。何だか自分がとっても怠慢なことをしているように感じたものです。

でも最近は違います。良いアイデアが出ない時は「待つ」ってことも選択肢のひとつだと考えられるようになりました。待ってる間は友人やスタッフと飲みに行ったり、大好きなipadを使って映画を見たりしています。

そうすると本当に不思議なんですが、アイデアが向こうからやってきます。しかも突然、いろんなモノやヒトにカタチを変えてやってくるんです。これは断言しちゃってもいい(笑)。

後はそれを精査して実行するだけ。要は「気楽に考えよう」「インプットを大切にしよう」ってことが言いたいのですが、最近実感としてあったのでブログに書いてみました。もはや「がっかり事件簿」ではないですがね。。

あ、それからスランプの時に焦ってひねり出したアイデアは失敗することが多いそうです。僕も創業時に大失敗しましたが、これは「第三の手」と言って非常に注意すべきことだそうですよ(詳しくは将棋の羽生さんの本「大局観」に載っています)

ではでは、今日はもうちょっと仕事をして帰ります。