昨今のAIの進化は目覚ましいものがありますが、ついに長文を書けるAIが出てきました。
人の指示に対して正しい返答文が生成されるプログラムで、実際にAIで書かれたブログが検索順位で1位を取る事態も海外では発生しているようです。
以下はその代表格である「GPT-3」を試した方のブログです。実際の文章も掲載されています。
日本語の表現がおかしく見える回答もありますが概ね読める文章が帰ってきており、また英文においてはかなり正確なようです(注:私は英文が読めません)。
https://note.com/it_navi/n/nb732b73c1514
いずれ日本語も取材もの以外のリサーチ記事はAIに置き換えられると思います。それも数年のうちにです。
ただ、AIは「分からないことを適当な文章をつなげてそれらしく書いてしまう」特徴があるとのことで、そこをチェックしたり、稀に出るおかしな表現を直したりする作業、いわゆる校正校閲作業が数年後は大切になってくると思います。
一番心配なのは、我々の仕事が無くなっていくのではないかという点ですが、当社のような編集プロダクションで売っているのは文章だけではなく企画構成案やデザイン、プログラムなど文と編集にまつわる総合的なものです。
逆に大量に文章が生成される時代になるので、より編集業務の需要が増すことになるのではないでしょうか。
このAIが日本語にもしっかり耐えられるようになればすぐに導入しようと思います。