
イラストは、単なる装飾ではなく、情報をわかりやすく届け、サイトに親しみやすさやメリハリを生む手段です。本記事では、イラストを効果的に活用し、メッセージや世界観が直感的に伝わるホームページ事例を5つご紹介します。
実際のデザインから、表現の工夫やユーザーへの伝わり方のヒントを読み取ってみましょう。

水産加工品を中心に、日本の食を支える水産卸売会社の採用サイトです。ファーストビューでは、豊洲市場をイメージした海や船、建物などのイラストを効果的に配置することで、文章だけでは伝わりにくい現場のスケール感を直感的に理解しやすい構成です。
スクロールすると、魚やタコなどのイラストが動き、仕事の内容や職場の空気感を親しみやすく表現。ページ全体に統一感を持たせながら、水産業の世界観をやわらかく印象づけるサイトに仕上げています。

金沢大学の受験生向け入試サイトです。動きのある人物イラストがキャンパスを巡りながら案内役のように登場し、受験生を大学の世界へと導いていく構成となっています。ページを読み進めるごとに「この大学をもっと知りたい」「ここで学びたい」という期待感を高めます。
また、文字情報に加えてビジュアル要素があることで、入試の流れやイベント案内も直感的に把握でき、楽しみながら理解を深められます。落ち着きのあるトーンの中に親しみやすさを織り交ぜることで、大学らしさや魅力が自然に伝わります。

化粧品サンプルを活用し、ブランドの世界観に寄り添いながらマーケティングサービスを企画・提供している企業のサイトです。淡い色合いや丸みのあるイラストが、化粧品特有の繊細さやときめきをやさしく表現しています。
可愛らしさのあるビジュアルを取り入れることで、専門的になりがちなマーケティングサービスの説明も視覚的に理解しやすく、自然と読み進められる構成となっています。やわらかなトーンが企業の姿勢や想いを伝え、「この会社なら安心して任せられそう」と思える信頼感や共感を育むサイトです。

神奈川県三浦郡葉山町の児童キャンプ施設「JICCA葉山」のサイトです。イラストを取り入れることで、葉山で過ごす時間の豊かさや自然の魅力を直感的に伝えています。
写真だけでは表現しきれない空気感や体験の楽しさを補い、訪問者が滞在シーンを具体的に思い描ける構成です。また、やわらかなタッチのイラストがサイト全体に温かみと統一感をもたらし、ブランドの世界観をより印象的に演出しています。その結果、施設のコンセプトが伝わりやすくなり、訪れてみたいという気持ちを後押ししています。

広島県にある、障がいのある方の自立と社会参加を支える地域密着型の社会福祉法人の採用サイトです。カラフルな手のイラストを使用することで、「支える手がミライをつくる」というキャッチコピーを視覚的に印象づけ、人と人とのつながりや支え合いの姿勢をやさしく表現しています。
また、数字が並び堅い印象になりやすいデータページにもイラストを用いることで、親しみやすさと温かみを加え、情報をわかりやすく整理。やわらかなトーンが法人の魅力を伝え、求職者が自分の働く姿を具体的に思い描きやすい構成となっています。
イラストは、文章や写真だけでは伝えにくい情報や雰囲気を補い、サイト全体の統一感や印象づくりにも役立ちます。
今回紹介した事例では、採用情報や大学案内、地域施設など、さまざまなジャンルで、親しみやすさや安心感、ブランドの魅力を引き出す工夫が見られました。
デザインの参考として、他の制作実績もチェックしながら、イラスト活用のアイデアを広げてみてください。