今日は、GA4(Google Analytics 4)についての話題を取り上げます。
ホームページを立ち上げ、GA4でのデータ追跡を日課にしている方は多いことでしょう。
サイトが開設されてからある程度の時間が経過すると、「開設から今まで、どれだけの人が訪問してくれたのだろう?」と考えることがありますよね。
そこで、過去の集客の実績を振り返りたくなるものです。
計測期間をGA4の設置日(サイト公開日)から現在までに設定すると、「ユーザー数と新規ユーザー数がほとんど同じになっている」ということはありませんか?
どのようなサイトでも、多かれ少なかれリピーターがいるはずなのに、なぜこのような結果になるのでしょう?
それでは、まず「ユーザー数」「新規ユーザー数」「リピーター数」について確認しておきましょう。
・ユーザー数
指定した期間にサイトを訪れた人々の数を示しています。
・新規ユーザー数
その期間内に初めてサイトを訪れた人の数です。
・リピーター数
指定した期間よりも前にサイトを訪れたことのある人で、サイトに戻ってきた人の数です。
つまり、
ユーザー数-新規ユーザー数=リピーター数
となるわけです(それぞれの項目でユーザーの識別方法が異なるため、必ずしも数値は一致しません)。
上記のことから、計測期間をGA4を設置した日(サイトの公開日)から現在までに設定した場合、当然、それより前に訪れた人はいないのでリピーターはゼロ。
ユーザー数と新規ユーザー数がほぼ同じ数値になるというわけですね。
ちなみに、計測開始日を期間に含めずにこれらの数字がほぼ一致する場合、それはリピーター数が少ないか、新規ユーザー数が多いことを意味します。
これだけのデータでも、サイトの特性を理解する上で興味深い点が浮かび上がりますね。
それでは、今日はこの辺で。
次回の更新をお楽しみに!