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全社員の仕事環境にAIを導入しました!

こんにちは。代表の三宅です。
今日は、社内での大きめの変化について書いておこうと思い、キーボードを叩いています。

タイトルの通り、このたび当社では「有料プランのChatGPT」を全社員に導入しました。
編集者、デザイナー、プログラマ、パート社員も含めて全員です。

「効率化」と「いいコンディションでいること」の両立

導入した理由は、とてもシンプルです。
ひとつは、クライアント対応のスピードを上げたいという狙い。
もうひとつは、できるだけムダな残業を減らして、メリハリを持って働けるようにしたいという考え方です。

ここ数年はWeb制作や記事制作のご依頼が増加する一方で、案件が重なるとどうしても残業が増え、社内の確認作業や資料読み込みに追われてしまう時期がありました。

「もっと効率化できるところはないか」
「人の手でなくてもよい作業は、思い切ってツールに任せた方がいいのではないか」

そう考えていたタイミングで、AIまわりのツールが一気に実用レベルに近づいてきたこともあり、導入を決めました。
メリハリをつけて、いいコンディションを保つことも、クオリティを守るうえで大事な投資だと考えています。

編集者・デザイナー・プログラマ、全員に一斉導入した理由

ChatGPTというと、私自身は「文章を書く人の道具」というイメージを強く持っていました。
ですが、実際に触ってみると、編集者だけでなく、デザイナーやプログラマにとっても“相性の良い場面”が多いことが分かってきました。

編集者であれば、文章のたたき台づくり、構成のアイデア出し、原稿の校正・校閲の補助、参考資料の要約。
プログラマであれば、システム構築やコーディングのサポート全般。
デザイナーであれば、画像加工や新ツールの使い方の理解など。

「職種ごとにどう使うか」は異なりますが、
「考えるスピードを上げる」「確認作業の精度を上げる」という意味では、どの職種にとっても共通の武器になってきていると感じています。

それぞれが「自分のAI」を育てています

導入して終わり、ではありません。

いま当社では、社員一人ひとりが自分の仕事に合わせてChatGPTをカスタマイズし、
いわば「自分用のAIアシスタント」を育てているような状態です。

たとえば編集チームであれば、よく使う文体や言い回し、社内ルールをまとめて読み込ませ、
社内の原稿チェックに近い感覚で校正・校閲のサポートをさせています。

また、ルールを作って手作業で行っていた記事原稿のアップロード作業も、いまでは9割がコピー&ペーストで自動化できるようになりました。

同じように、プログラマやデザイナーも、それぞれの共通ルールを設けながら効率化を進めています。
まだ「正解の形」は決まっていませんが、それぞれの仕事のしかたに溶け込むようにチューニングを進めているところです。

月1回のミーティングで、成功事例を持ち寄る

せっかく全員が使っているので、各自の工夫を社内に閉じ込めておくのはもったいない。
そんな理由から、月に1度、ChatGPTの活用事例だけを共有するミーティングを開いています。

「このプロンプトが便利だった」
「こう聞くと、かなり正確にコードレビューしてくれた」
「画像加工の指示は、こう伝えるとうまくいった」

こうした小さな成功例を持ち寄り、横に広げるイメージです。

面白いのは、プログラマの工夫が編集者のヒントになったり、その逆が起こったりすること。
職種は違っても、AIに“どう伝えるか”という共通のテーマがあるため、自然と学びが広がっています。

働き方にどんな変化が出てきたか

導入からまだそれほど時間は経っていませんが、少しずつ変化が出てきました。

クライアントへの返信やラフ提案が、以前より早く出せるようになったこと。
社内の確認作業にかかる時間が短くなり、スケジュールに余裕が出てきたこと。

もちろん、すべてがAIのおかげ、というつもりはありません。
ですが、任せられるところを任せることで、人間が本当にやるべき仕事に時間を使えるようになってきたのは事実だと感じています。

AIは仕事を奪う存在?

AIについては、「人の仕事を奪うのではないか」という議論がつきものです。

私自身の感覚としては、少なくとも当社においては、AIは仕事を奪う存在ではなく、
むしろ「一緒に仕事をしてくれる相棒」に近いものだと感じています。

手を抜くための道具ではなく、クオリティとスピードを両立させるためのツール。
その上で、空いた時間をどう使うか。
クライアントのためにもう一歩深く考えるのか、しっかり休んで次の日に備えるのか。
その選択肢を増やしてくれる存在だと思っています。

完璧な運用にはまだまだ程遠いですが、
これからも試行錯誤を続けながら、AIと一緒に、より良い働き方と制作環境をつくっていければと思います。